ワンピースとかキングダムの世界に行きたいとか言う陽キャがいたので、「おいおいちょっと待ってくれ」となったので、改めて真面目に考えてみた。
ちなみにこんなのが出てきたが、メイドインアビスを入れているのがサイコパスすぎる…
- 主人公になれるわけではない
- 前提として死ぬ確率を下げるべき
- 昔の世界は絶対につまらない
- 知名度の低いモテハーレムや学園ライトノベル系
- 死なないファンタジー
- 限定的な魅力のある世界
- 秘密道具が強すぎるドラえもん
- 番外〜敵サイドならアリ〜
主人公になれるわけではない
ファンタジー作品の主人公はある程度の強さが保証され、死ぬ確率も低い(ただしダメージは常に受けるのでキツい)
また、その主人公の仲間やライバルポジになる前提(つまりそのレベルの身を守れる強さ)がある前提で話を進めるのもおかしい。
ワンピースの世界なら、悪魔の実を食べれるか、覇気が使えるかで強さが変わってくる。
ジョジョならスタンド波紋。
ヒロアカの世界なら能力を持って産まれるか。
NARUTOやBLEACHは一応チャクラや霊圧(斬魄刀)などは全員持っているので、修行次第ではある。(才能がなければ地獄だが)
さすがにその世界に行くなら、主人公たちと全く関わることのない村人Aという話をしだすと身も蓋もないので、一応ある程度の強さを保証する前提になるが(ではないと、その世界に行く意味がないので)
ある程度の強さがあれば、そのレベルの敵と戦う羽目になるし
弱いなら弱いで苦しいだろう。
逆に世界一強い設定にすれば、それは作品の趣旨が変わってしまうので(ラスボスを跳ね除ける、もしくは倒せてしまう存在)、そんなものは「もしもアニメの世界に行けるなら」を原作改変している愚行である。
前提として死ぬ確率を下げるべき
男として魅力的な点で言えば『GANTZ』や『ソードアートオンライン』の世界で戦ってみたいとなるが、冷静な人間なら「でも死ぬだろうしなぁ」と俯瞰して見ることができる。
コナンや進撃の巨人はもう終わりだ。行ってしまえば最後。死を覚悟するしかない。
キングダムのような戦記モノは常に殺し合いの世界で、運が良ければ生き残れるくらい、死が付きまとう世界観である。
大前提として『死』が付き纏う世界は選択肢から外すべき。
昔の世界は絶対につまらない
明治時代や戦国時代はやることなさすぎて、つまらないぞ。
鬼滅は死が付きまとう(前提として鬼殺隊に入ることになるため)、犬夜叉は戦国時代なのに人間よりも妖怪に殺されたりするカオスな世界である。
知名度の低いモテハーレムや学園ライトノベル系
ディープなオタク同士で無ければ、男有利なハーレムラブコメ作品もありだろう。
死ぬ確率もないし、可愛いヒロインにモテて、なんなら逆玉の輿になれば将来を心配することもない。
涼宮ハルヒのような学園モノも楽しいかもしれないが、如何せん一般人に対して作品を説明しなければならず、そもそも共感を得難い。
(花より団子は実写化により知名度もあるのでアリ)
異世界系も同様。
不特定多数に対して話には、オタクすぎる作品は適さないだろう。
推しに会う愚策
男性なら日常系やアイドル系
女性ならスポーツ漫画
せっかくのアニメ世界に行ける権利を「推しに会いたい」だけで使うのは勿体無いし、話も盛り上がらない。
ただし銀魂は別である。
万屋や新撰組に会いたい腐女子は多いだろうが、あの世界は面白いのでアリ。
侍の世界に宇宙人。ギャグ漫画ではあるが、ボーボボのような頭がおかしくならないレベルで常識もある。
死なないファンタジー
擬態で戦うワールドトリガー
少し危険な世界ではあるが、死ぬ確率が極端に低い。トリオン量が低くても才能があれば逆転できる。
また、ボーダーになればきちんと給料が出る。
モブに徹すればまず死なない遊戯王
現実世界の遊戯王と違い、ソリッドビジョンで遊戯王が楽しめる。
また、カードゲーム中心の世界なので、強ければそれだけで飯を食っていける。
王国編はカイジチックで危険だが、バトルシティ編は楽しそうである(グールズを避ける必要があるが)
※ちなみに遊戯たちが通う童実野高校は金田一の不動高校並に治安が最悪なので注意
対象年齢的に死ぬことのないポケモン
本来ポケモンは危険だと思うが、あの世界で人が殺されることはまずない。
どんな人間でもボールがあればポケモンを従えることができる。ポケモンありきの癒しの世界であり、ポケモンにインフラ仕事を手伝ってもらったりと、世界観も面白い。
地味に義務教育が10歳までなので、10歳からポケモントレーナーとして自由に旅ができる。
あと単純にポケモンが可愛い。
死の概念がないに等しいドラゴンボール
SF近未来ファンタジーの世界観(いろいろな惑星とかホイポイカプセルなどのオーバーテクノロジー、精神と時の部屋など)は魅力的であり、さらにドラゴンボールや死後の世界があるせいで、死の概念があってないようなものにはなっている。
だがあの世界の途轍もないインフレや、ナメック星人やブルマなどのコネがないとどうしようもないところは難易度が高い。
それに何だかんだで死ぬ苦しみは辛い。
限定的な魅力のある世界
トリコ
死ぬ確率は高いが、美食の世界なので食事好きなら憧れてもいいと思う。ファンタジーな食べ物なので美味さの上限が存在しないほど食を楽しめそうである。
ジョジョの奇妙な冒険四部&六部
限定的だが四部のトニオ
六部のボヘミアンラプソディーは理想的である。
だが冷静に考えて欲しい。
正直ドラえもん世界なら、その二つは余裕で実現しそうなことに。
らんま1/2
呪泉郷を夢見る人間はある程度存在しそうである。
秘密道具が強すぎるドラえもん
正確に言えばドラえもんの「22世紀世界」に行きたいが模範解答。秘密道具はお金で買える。
結局「もしもボックス」があれば、全ての世界に擬似的に行けてしまう。
ランプの魔人に対して「願いを3つに増やしてくれ」と言ってるようなもの。なんでもアリな秘密道具三昧で何でもあり。タイムパトロール等はいるが、基本的には自由。
あの世界は死ぬ可能性も限りなく低く、タイムマシンの存在で死を回避することだってあり得る。
番外〜敵サイドならアリ〜
死と隣り合わせの作品でも、圧倒的に敵側が有利な作品がある。
例えば鬼滅の刃。上司と朝に弱いところを除けば、ほぼ不死身で鬼殺隊に見つからなければ…
極端な話、愈史郎や禰豆子になれば一気に生存ルートに入ることができる。
さて、鬼滅の刃を出すなら察しのいい人はあの作品の存在に気付くかもしれない。
そう
彼岸島である。
吸血鬼側のボス雅は無惨ほど冷酷ではなく、カリスマ性で引っ張る存在であり
主人公一向にさえ見つからなければ、無法地帯(最近は秩序も現れ始めたが)で邪鬼さえ気をつければ死ぬこともない。
人間を奴隷のように扱ったり、IRTなどやりたい放題である。
吸血鬼になるのも簡単で、隙を見て吸血鬼の体液を身体に入れれば彼らの仲間になれるので、敵サイドに付くのも簡単である。(仲間意識が強いので安心)
彼岸島は一見「行きたくない世界」と思われがちだが
速攻で吸血鬼側に寝返って立ち回りに気をつければ、パラダイスのような生活を送ることができる。