泉大津市のふるさと納税、「Peachポイント」の有効期限が迫っていたので
まだ行ったことのない「上海」を選択しました。
昨年の12月に台湾に行ったので、中国圏2回目です。
旅程
7月19日(金)22時ごろ
関空→上海
ちなみに会社の帰りに直接行きました。(Yシャツのまま)
7月20日(土)
上海1日観光
7月21日(日)
後頭湾村に行く予定が
チケットソウルドアウト
急遽第二候補で考えていた南京へ行くことに。(現地でアドリブも旅の醍醐味)
7月22日(月)
南京半日→上海リターン。
最後の夜は上海雑技団。
7月23日(火)〜25日(木)
フェリーで日本へ
持ち物、予算など
持ち物
強いて言うなら「紙とペン」と「変換プラグ」と「ティッシュ」
筆談が最強のコミュニケーションツールになる。
漢字を書いた紙とパスポートを渡せば新幹線のチケットが買えます。
ホテルを予約してなかった場合やタクシーでも
役に立ちます。
日本のコンセントをそのまま使えるホテルもありますが
やはり運ゲーになるので、コンセントの「変換プラグ」を持って行きましょう。
ティッシュはお尻を拭く用です。
外の場合紙がない可能性がありますので
一応「胃薬」を持って行きましたが、
水分はペットボトル
食事は飲食店かコンビニ(屋台は利用しない)
ので体調が悪くなる事もなかったです。(あと油物を食べなかった)
あとは天気次第ですが
「マスク」と「目薬」
PM2.5とか黄砂対策です。
予算
飛行機が片道2万円ちょっと
ホテルが5千円くらい(かなり綺麗なところでシングルルームなので高め)
もうちょいケチれば数百円でも泊まれます。
結局現地でクレジットカードをあまり使わなかったので
現金で2万くらい(現地ATMで800元+最終日に200元)
日数は長かったですが10万円も使ってないですね。
物価は
日本より若干安い感じです(数年後逆転するかも?)
まず交通費が数十円とかなので、ほぼ無視出来るレベル。
食費は500円程度。
ちなみにこの旅で一番美味しかった
南京で食べた炒飯が200円くらい。
まぁぶっちゃけ日本の王将の方が中華料理は美味いです。
中国のキャッシュレス事情について
皆さんご存知の通り中国は「アリペイ」と「Wechat Pay」を中心とした
QRコード決裁による「キャッシュレス大国」です。
とすれば日本人観光客としてもどちらかの決済手段を用意しておきたいところ。
しかし2019年現在だと「アリペイ」と「Wechat Pay」は
中国現地の銀行口座が必須になるため、作ることはほぼ不可能です。
とすればクレジットカードか銀聯カードを使いたいところですが
使えない店が多い。日本かよ。
なので日本人観光客は現金払いが最適解になります。
幸い、前評判と違い
現金払いをしても嫌な顔をされることはありませんでした。
普通に使えます。(観光地中心だったと言うのもあるが)
両替は現地ATMにクレジットカードをぶっ刺しましょう。一番手数料が安いです。
ただし、バスは硬貨しか使えないので
いかにして硬貨を財布に残しておくかも重要です。(両替もしてくれない)
中国の街と人
気候
7月の上海&南京はめちゃくちゃ暑かったです。
ただし、中国も南北かなり広い国なので
北京の方は温度が変わるかも。
上海と南京
上海は新しいビルと質素な住宅マンションが入り乱れしていて
カオスな街並みになっています。
都会なので当然ですが、割と街は綺麗です。
南京も似たような感じ。イメージとしては上海が東京で南京が関西。
しかし黄砂の影響で地面は砂まみれで汚いです。
中国の人
人は優しいです。ぼったくられる事もありませんでした。
今回は上海と南京という都会、いわゆる富裕層の「表面」を見ていたのですが
他の方の話によると、田舎の方はかなり親切らしいです。
実は上海の新幹線待ちの時にポケットWifiを落としてしまったのですが
現地のボランティアの子のおかげで、無事見つけることができました。
南京の観光地を調べた際に「南京大虐殺が〜」みたいなブログがよくヒットするのですが
南京の人も普通に優しく接してくれました。
ただし基本せっかちです。
でも日本と違ってエスカレーターは絶対歩きません。
自己主張も日本人よりかは激しいので、レジで並んでいても横から順番を抜かされます。
(これは店員に声を掛けられて当然と待ちの姿勢の日本人も悪い)
あと英語があまり話せない。
南京で助けてくれた子は完璧でしたが、上海でもほとんど英語が通じない。
ただし、若い子は翻訳アプリを使いこなす。
ネット事情
中国では政府がネット規制をしていて
つまりLINEの連絡の取り合いやGoogleマップ、翻訳が現地で使えないのです。
じゃあ現地の人はどうしているの?と言うと
SNSはWechat、地図は百度地図(百度が中国版Googleみたいなもの)と国内サービスのみを使用しています。
・Made in Chineアプリ→OK
・Made in USA、JAPANアプリ→規制
と覚えておいてください。
でもなぜかメールの受信やLINEの受信はできました。
と言うことで中国に行った際は
・ブラウザをBingにする
・日中翻訳アプリをDLする
・百度地図をDL
をしておいて下さい。
もちろん、この中国政府の規制を避けたレンタルWifiがありますが
かなり割高になります。
いい機会なので、数日間くらいSNS離れしてみては…?
バイクには気をつけろ
バイクが多いのですが、中国のバイクはサイレント(全く音がしない)。まさにアサシン。
気付いたら後ろにいる。
特に歩行者は勝手に避けてくれるだろうと言う前提で猛スピードで突っ込んでくる。信号無視も普通にする。
もしかして中国は過失割合がバイクだけ特別なのか…?
中国観光のいいところ
まず、日本人は漢字が分かるので大きなアドバンテージがあること。
ただし顔が同じなので中国語で話し掛けられやすい。
お茶も美味しい。やっぱ東アジアはお茶が最強。
今日本のバブル時代のようなことが起こっているので、新しい建物や技術がどんどん生まれてきてくれて楽しい。
10億人国家なのでやっぱりパワーが違う。
逆に田舎は田舎で「中国らしさ」を感じれるらしいので、そこもまだ見所になる。
最後に何と言っても「観光地の多さ」
国土自体も広いので東西南北色々なものがある。チベットとか秘境でしょ。
これが台湾や香港にはない魅力ですね。