ある日の出来事。
出張でこちら(関西)に来たサラリーマンが、腕時計をタッチして
電車の改札口を通っているのを目撃
「なんて・・・かっこいいんだ」と感動。スマートウォッチについて興味が沸いてきました。
ではその前にスマートウォッチについての基礎知識
従来の腕時計の機能に、スマートな機能を加えたもの。ようは従来の携帯電話を多機能化して「スマートフォン」とした感じ。
ある意味小さいパソコンなので、スマホ同様にOSがあります。
現在は
・アップルの「watchOS」、
・グーグル(Android)の「Wear OS by Google」、
・サムスンの「Tizen」
があり、「iphone」「Android」両方のスマホと連動できるウォッチも多くあります。
知名度が上がり数年たった今では数十種類のラインナップ、数千円で買える商品も増えてきました。
主な機能は3種類
①時計としての時間日付表示、気温気圧や天気予報など
②ヘルスケア機能。心拍数測定や万歩計、睡眠サポートなど
③スマートフォンと連動し、数割程度の作業が可能
特に③ですが、現在出来るのは通知の受け取りと電話機能辺りです。腕時計の画面自体が小さいので、今後どのような機能をプラスできるかはわかりません。
電子決済を全てスマートウォッチで
キャッシュレス後進国の日本ですが、小さなスーパーや個人店を除けば、ほとんど電子決済が普及し
今後もどんどん普及していきます。(実際に政府は2020東京五輪に向けて意識はしているようです)
お金の支払い方も
かばんから財布を取り出し、財布から小銭を探して、おつりを計算する時代から、
スマートウォッチによって腕時計をかざすだけで支払いが出来る時代になりました。
ここで一番の魅力は冒頭で話したとおりの「スマートウォッチで改札を通る」ことです。
電車通学や通勤している人は1日に入場退場で1回ずつ、行きと帰りで1回ずつの計4回は改札を通ります。
1日に少なくとも4回は使うので、それだけで価値があるように感じます。
もう一つのメリット
「スマートフォン」を開く回数が減ることです。
現代人なら一日に100回近くスマホを開くほど、生活に浸透しています。
その中の無駄な回数を減らせるのがスマートウォッチの魅力でもあります。
ようは「返す必要の無いLINE」や「見る必要の無いメール」を、スマートウォッチで完結することにより
[カバンやポケットから取り出す→スリープモードを解除する→確認する]
作業をカットすることが出来ます。
※スマートウォッチで改札を通る時の問題点※
・現在出来る人間が限られている
交通系ICカードで連動できるものが現在は関東の「Suica」しかありません。
勿論Suicaは日本どこでも利用できますが、該当路線内でしか定期を購入できません。
・多くの人が右利きであり、改札の高さが低い
右利きの人は左腕に腕時計を巻きます。しかし改札口は右側にあります。
また、女性くらいであれば問題ありませんが、改札口のタッチ部分が低く、手首をその高さまで下ろさなくてはいけません。実際に右手でエアでやってみましたが結構キツい体勢でした。
腕時計にマナーもクソもないので、右腕に巻いてもいいかもしれません。
・電池の消耗(ウォッチとスマホ両方)になる
それを踏まえた私の結論は
「今は買わない」です。
というのもそもそも私のiphoneSEはpayに対応していないこと、
関西圏なのでSuica定期が使えないこと、
そもそも腕時計自体が嫌い(汗が溜まる感じがするので)だからです。
しかしながら、今現在持っている人は少ないので
営業のアイスブレイクや合コンでスマートウォッチをしていると、話のネタにし易いですね。