先日インスタグラムを始めた母から「ハッシュタグって何?」と聞かれ
うーん(゜-゜)・・・
#(シャープ)付けてタグ付けして検索しやすくするやつ?
と答えようにも、”タグ”文化の無い(四捨五入すれば還暦の)母親に
それを説明するのは厳しいと思い、その場で答えられませんでした。
そこで今回は、#(ハッシュタグ)について少々調べ、考えたことを語りたいと思います。
まず本来のハッシュタグとは
「SNS等において#(ハッシュ)の後ろに文章を付け、その文章をタグ付けするもの」
と説明すれば良いでしょう。
「タグ」だとニコニコ動画が有名ですね。
若い方ならこの説明でも分かると思いますが、そういったことに疎い人にはそれだけじゃ難しい。
では世の中のモノで例えてみましょう。
スーパーマーケットに来て、カレーの材料を探すとします。
野菜を探すのは野菜コーナー、肉を探すのは精肉コーナーに行けば分かります
これらのコーナーは大抵四隅のどこかにありますが、カレールーは探すのに少々手間が掛かります。
カレールーを探す時に目印とするのは、店内の棚にあるコーナーの案内板ですよね?
(その案内板は「調味料」だったり「香辛料」「カレー」だったりしますが)
目的地を見つけカレールーが陳列している棚に到着することで「いつもはバーモンドの中辛だけど、二段熟カレーが安売りしているぞ」とカレールーを色々見て比較することが出来ます。
つまりこの案内板が#ハッシュタグなのです。
もしも案内板無しに、陳列を怠りワゴンの中に値札シールの張った色々な商品を突っ込んでいるだけのスーパですと、お目当てのカレールーを探すことが難しくなります。
しかし案内板(ハッシュタグ)があって店中のカレールーのみが陳列されていれば、お目当てのカレールー(例えばツイート)を簡単に探せて比較することが出来ます。
つまりユーザーからすれば#カレールーを検索すれば、twitter(店)の中から簡単にお目当てのカレールーに関したツイート(商品)のみを閲覧することが出来ます。
ハッシュタグツイートを投稿した人(お店)からのメリットとしては
ハッシュタグ投稿をすることにより、検索がし易い為、その情報を求めている人から閲覧して貰えることでしょう。
面白いツイートや為になるツイートだと、お気に入り登録・RTやコメント、フォローワーになったりしてくれるかもしれません。
ツイッターを含め、SNSは今や人間の欲求の上位を占める承認欲求(((マズローの欲求5段階説)))を満たすツールとなり、自分の投稿がお気に入りやコメントで評価されたり、自分のフォロワーが増えることによって満たされていきます。
その中でも「注目されたい」時に#ハッシュタグを使うことで、不特定多数の人から自分の投稿を見てもらうことが出来るのです。
では、ここで問題のインスタグラムについて。
インスタグラムでもハッシュタグがあり、例えば阪神タイガース公式インスタから
#梅野隆太郎で検索をすると、阪神タイガース公式は勿論
ファンからの投稿など、梅野選手ファンには堪らない写真を閲覧することが出来ます。
自ら作成した#まきふくのハッシュタグで、ゴマキ自らのコーディネートを披露しています。このような使い方をすれば、#まきふくで検索すればゴマキの普段のファッション写真のみを閲覧する事が出来ます。
ここまでは良いのです。
問題は#ハッシュタグの使い方を間違っている人。
なんでもかんでも#ハッシュタグを付け、もはや「お前しか投稿してないだろ」と言う大喜利・感想ハッシュタグをこれでもかと言うくらい付ける人。特に女子。
Dr.しげみのオシャレインフルエンサー解説 File.5 ハッシュタグをやたらと大量に付ける女
https://www.ism.life/contents/146
↑この記事がすごく面白く参考になります。
と言うような投稿をする女子が多いため、#ハッシュタグで起承転結をやろうとしる馬鹿が増え、勘違いが産まれるのです。
だからと言って別に実害があるわけではありません。
どうせそのハッシュタグで検索することは無いから。
ある意味独自の文化を作れる日本ならではなのかもしれませんね
(次々にキリスト教系のイベントを破壊し、独自の楽しみ方をする日本人とかね・・・)