昨日(2018.6.9)、大阪城ホールにて行われた新日本プロレスの「DOMINION」という興行試合に行ってきました。
プロレス人生初観戦です。
追加で立見席を設けるとのことで、急きょチケットを取り観戦(その広告を見なけらば恐らく存在すら知らなかった・・・)
まず驚いたのが試合数
メイン試合が2試合あり、その前座として7試合。
基本的には10分~20分程で試合が決まりますが、最後の9試合目は60分越えの大激闘。
合計31人のレスラーが試合やってるって凄くないですか?
(※第四試合は3人のバトルロイヤルでした)
どの試合もとても見ごたえがあり、飽きることなく楽しめました。
完全に1人で観戦だったのですが、隣のおっちゃんが友人と一緒に解説し合ってくれたので、凄く分かり易かったです。(ていうか解説席に蝶野座ったの遠目から良く分かったな)
ちなみに、新日本プロレスはアナウンスで
「動画の撮影のみ遠慮しています。写真はどうぞブログSNS等にアップしてください」とのこと。写真撮り放題です。なので沢山撮ってきました。
(iphoneの限界を感じました。最近はアンドロイドの方が良いのかな?)
では、プロレスの魅力とは?
脚本ありきの試合
まず散々言われていますが、プロレスには台本があります。
勝敗が既に決まっており、そこまでの過程をファンは楽しみます。
選手たちはある程度の工程(決め技のタイミングや場外乱闘など)によって試合をアドリブで盛り上げます。
ある意味演者でもある為、興行に支障が出ない様、大きい怪我をしないように工夫はしますが
普通にあり得ない高さから飛んだり、大きな音のするビンタなど。迫力は凄まじく
それを長時間繰り広げる為、尋常じゃないスタミナと耐久力を感じます。
脚本ありきの為、「そろそろアイツにベルトを取らせるんじゃないか」
「あいつと喧嘩させたので、次の試合はあいつとだな」とファンも予想が出来ます。
攻撃を避けない
ある意味格闘技の中でも、この競技だけではないでしょうか。
基本的には相手の攻撃を全て受けます。相手に大きなダメージが行かないように力を逃がしたり、受け身の取りやすい攻撃をしますが・・・
勿論プロレスラーが本気で殴れば鼻血どころではなく、脳震盪レベルですし
本気で脳天杭打ち(パイルドライバー)をすれば即死でしょう。
そういった技を何十回と受けるので、いかに派手に攻撃を受けるのかを表現出来るかが「プロ」レスなのですね。
技が決まっている
チョップ、ラリアット、バックドロップ、コブラツイストなど、プロレスにはある程度の技があり、それぞれに名前があります。選手によってもオリジナル技名があったりするので、ファンは大抵それらの技名を記憶しているため「お、そこで○○で来るか」といった楽しみ方をします。
プロレス漫画の代表作「キン肉マン」でも度々登場し、そこからのプロレスファンも多いです(私もプロレスはキン肉マンからです)
女性や子供のファンも多い
格闘技は女性から嫌われがちですが、勿論好きな女性も多くいます。
日本では少ないですが筋肉マッチョマンが好きな女性もいます。現にプロレスラーはモテます(グラビアアイドル等と結婚しているレスラーが多い)
実際試合中黄色い声援のエールがかなり目立ちます。
筆頭株主の1つである「ブシロード」のCMに出演しているオカダの試合では
子供の「オカダ~!」という声援が多く聞こえました。
「オカダさんだろ?」←恒例ネタらしいです
フューチャーカード バディファイト トリプルディー 「滅ぼせ!大魔竜!!」30秒CM「オカダシンガポール」篇 - YouTube
ちょっと笑える
度々バライティーでも取り上げられるほど、個性的なレスラーたち。
寸劇やキャラクターは勿論、試合の中でも挑発やちょっとしたミスなど
笑えるシーンが沢山ありました。
しかしながら、メインはやっぱりカッコいい男たちのぶつかり合いなので、基本的には試合が始まれば激しい攻防のアツい展開。
特に9試合目の「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」は手に汗握るいい試合でした。
新社長のハロルド
コカ・コーラ→タカラトミーで数々の偉業を成し遂げたハロルド・ジョージ・メイ。
特にトミーの時代には、新しいことをどんどん取り入れ赤字経営を立て直し、入社後株価を三倍に上げる(wikiコピペですが・・・)
そんなハロルド氏が今年に入り、ブシロード木谷社長からのオファーにより新日本プロレスの代表取締役に就任。本人も大のプロレスファンとのことで、今後の成長に期待です。