かばろぐ*

服が大好きなアラサー関西人。縦にも横にもデカいです

格安スマホ~契約編

kabajiro.hatenablog.com

前記事の補足になります。

 

「格安スマホ(SIM)」にしようと思ったときの実際の手順を説明します。


①携帯電話本体(端末)を決める
三大キャリアでも同じですが、携帯会社と契約する際に、通信する為に必要なSIMカードを購入します。
このSIMカードを端末に入れることで、通話や通信が可能になります。このSIMカードを差し替えることで、新しく購入した端末(機種変更)でも電話番号を引き継いだり、通信が出来るようになります。
顧客データのチップと考えていただければいいかと思います。

「そんなもの見たこと無い」と言う人は、実はドコモの店員さんが同時契約した端末本体にSIMを挿したり、機種変更の際にSIMカードの入れ替えをしてくれていますので、気付いていないだけなのです。
格安スマホでも同じで、新たにSIMの購入が必要です。

 

1、端末も同時に契約する
皆さんが人生で初めて携帯電話を契約した際、「本体の分割払い」のように、端末も同時に購入したかと思います。

その様に各格安スマホ会社も、様々なスマホ本体を分割払い等で用意していて、契約を結ばせる為に、お得なプランを用意しています。

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UQモバイルHUAWEIは中国、ASUS(ZenFone)は台湾の企業です。アップル(iphone)やサムスン(Galaxy)やソニー(Xperia)のような人気社ではなく、売り出し中の会社が中心です。

各会社によって機種のラインナップは違いますが、前面に押し出している機種は

メジャーなところではなく、業務提携が取りやすいマイナーな機種が多い気がします。

 

機種を決める際には、評判も調べてみましょう。

 


2、元々キャリアで使っていた端末を使用する
格安スマホ会社は、三大キャリアの回線を使用しています。その為、元々ドコモと契約していたiphoneを、そのままドコモの回線を使用するDMM mobile等でも使用することが出来ます。
QTモバイル(ドコモ、auソフトバンク全て使える)等の例外がありますが、SIMロックという仕様のせいで「この端末はドコモのSIMでしか通信できない」という制限が掛けられている為、各会社で使えるスマホは限られます。

ですが、実は全てのスマホを使えるようになる技があります
それが「SIMロック解除(SIMフリー)」です
数年前に三大キャリアが「他社乗り換えキャンペーン」をしていたことを覚えていますか?
その時はMNP(電話番号ごと引越し)でしたが、それと同じく、SIMのロックによる縛りを解除(SIMフリー)に出来るようになりました。※2015年より義務化
SIMフリーになることによって、どの会社のSIMでも通信可能になります。

(アップルショップで新品で購入したiphoneSIMフリー状態なので、どこの携帯会社でも利用できます)

現在では、どのキャリアも購入から100日程度でSIMロックの解除が可能です。
ドコモの店頭や、マイページ等でSIMロック解除を出来ます。その時同時に携帯番号の引越が出来るMNPの手続きもしましょう。

この時のメリットは
・データの転送が要らずにそのまま利用できる
・新しく端末を購入する必要がない


3、端末を独自で購入する
値段が安い中古ショップや、アップルショップ等新機種を購入する手法です。
アップルショップでは下取りもありますので、お得です。
中古で買う際は対応SIMに注意しましょう。

例えば、データ容量2GBでiphoneXの256GBを契約した場合

  1ヶ月の支払い 機種代 2年間(24ヶ月の料金)
ドコモ 10,611 0(機種代込) 254,664
DMMmobile 1,380 143,856 176,976


2年間の差額が77,688円!

(プラン等の組み合わせで値段の上下はありますが)
4人家族だと30万円になりますね。



※2と3に関しては、SIMカードのみを契約することになりますが、SIMカードにも種類(サイズ)があるので、自分の端末に対応しているSIMカードを間違えないように選びましょう

ガラケーと2台持ちという選択
もはや今時@docomo.co.jpのキャリアメールを使う人はいませんし

使うとすれば@icloud.comや@gmail.com、親しい友人や家族間の連絡はLINEという方が多いでしょう。(これらは全て無料で利用できる)


そうすると、必要なのはスマホの通信と電話機能くらいになります。
三大キャリアの電話機能は優秀で、オプション無し、通話のみを選択すると
月々1000円程度で電話のみが出来る携帯電話を使用できます。
(格安スマホの通話料金は割高なのが多いです)


格安スマホの方はデータ通信のみのプランを選べば良いので、そちらも1000円程度で済み、
優秀な電話と安いスマホを月々2000円で所持することが出来ます。

③会社を選ぶ
スマホでよく通信(webサイト閲覧やゲームプレイ)をするのか
→通信容量と通信速度の許容範囲を決める

・電話を良く使うのか?もしくは全く必要ないのか
→掛け放題、IP電話のみ、電話なし等選ぶ

・SIMの対応
→中古でキャリア端末購入した場合、その会社で使えるかどうか

・オプションやその他サービス
→安心パックなどが必要か、ポイント制度など


実はこれが一番難しいです。
おそらく一番大事なのは通信容量と通信速度。
これに失敗してしまうと、使い辛くてストレスになります。

こればかりは調べて勉強して下さいとしか言えません。
格安に乗り換えるなら、ストレス無く一番安いプランを選びたいですよね?しっかりと知識をつけた方がお徳に活用できるのです。

便利な料金プランを比較したブログや、回線テストをしたブログも沢山あります。

④契約と初期設定
殆どの格安スマホ会社は実店舗を持たないので、webでの申し込みになります。
1月31日に申し込んでしまうと、1月分の料金を全額支払わないといけない可能性がありますので、申し込むタイミングに注意しましょう。
あとは自宅にSIMカード(と端末)が届くのを待つだけ。殆どの方はSIMカードの差し替えは初体験で戸惑うかもしれませんが、初期設定等も説明書どおりにしっかりやれば出来ますし、万が一のトラブルは今のインターネット時代だと直ぐに解決すると思います。

 

 

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実録~私の場合

現在はソフトバンクガラケー(ホワイトプランのみ)+iphoneSE(楽天モバイル、データのみ5GB)
月額980円+1450円+税、iphoneSEは中古で購入、2年目に突入します。



家族でソフトバンク一家で、社会人までは親に料金を支払ってもらっていた為「月々の使用料」に関して意識することは殆どありませんでした。
社会人なって自分が支払う立場になり、当時は月額6000円程でしたが「まぁそんなもんだろう」と気に止めずに使い続けました。

きっかけは2年程使用していたiphone5cにヒビが入った為、機種変のついでに料金プランの見直しをしようと思ったことです。


出来る限り安く済ませたいと調べていくうちに「別にソフトバンクにこだわる必要はないか」と考え始めました。

そして格安スマホにたどり着いたわけですが
候補になたのは
・業界再安のFREETEL(その後経営不振になり楽天に吸収されました)
・通信速度や値段で評判の良かったDMMモバイル

しかし初めに選んだのはたまたま駅で広告を見た、TONEモバイルでした。
「データ容量無制限でIP電話付きの月額1000円」
これはすごく魅力的でしたが、欠点があり、わずか数日で解約してしまいました。
・機種購入が必須(2万円ほど)
・通信速度が遅くてまともにwebが使えない
(しかしながら月額1000円で最低限のことが全て出来るので、子供や高齢者にはかなりオススメです)

この失敗により、通信速度を重視することになり
最終的にDMMモバイルと同レベルとされていた楽天モバイルを選びました。


DMMと比較した場合、月額使用料ではDMMの方が安くなりますが、楽天で魅力的だと感じたのは
ポイント制度です。 DMMは利用期間が1ヵ月で使えるのがDMMサービス内(エンタメコンテンツ)のみなのに対して、楽天モバイルは、楽天の全てのサービス、そして楽天モバイル自身もポイントでの支払いが可能です。
現在メインで使用しているクレジットカードが楽天カードな為、月に1000~2000ポイント貯まり
月の使用量が実質500円~無料になっています。

現在電話は全く使用していない為、ソフトバンクの2年縛りが終了した段階で解約し、
IP電話楽天モバイル1本でいくつもりです。