日本人の年収平均400万円時代。
増税、増税、増税と騒ぐのは結構ですが、もっと別の視点で見てみましょう。
かつての日本が栄華を極めていたバブル時代、その時代の人々はみんなでお金を消費して経済を回すことで、お金持ちになっていました。
その頃の趣味は、車、ゴルフ、旅行、ディスコ(酒)……金を湯水の如く使って、それをみんなで回す好循環。羨ましく思えますね。
現代の若者の趣味はどうでしょう?
YouTubeやサブスク動画サービス、SNS(※①)は両者とも共通ですが
リア充は経験を買う(インスタ映え主体、ライブ、イベント参加等)を主体とし
非リア充は空想を買う(漫画、ソーシャルゲームなど)ことを主体としています。
この後者2種(※②)はお金のかかる趣味であり、消費を前提としていますが
両者共通の※①に関しては、ほとんどお金が掛かりません。
※②に関しては価値観の個人差がありますので、全く0の人もいれば、月数十万円消費する人もいます。
それに関しては全員に強制することは不可能なので省きます。その人が幸せなら、それで結構なのです。
つまり僕が言いたいのは、まず※①を生活の主体としてウエイトを置いて全体の消費を減らすこと。
そして衣食住と令和のマネープランの見直し、及び詐欺などから身を守る方法――すなわち、無駄な消費を減らして防御力を高めるのが大事という話です。
YouTubeやサブスク動画サービス、SNSは即ちスマホなり
車の代わりに生活必需品となったスマホ。
スマホもサブスクサービスであり、動画サイトの月額サービスより高額な金額を支払います。
ahamo、povo、ソフトバンクLINEが出た時点で、月額3000円以上を払う理由がなくなりました。
3台キャリアのこのプランとサブスク動画サービスの月額料金を足すと4000円です。
このたった4000円が、現在は人生の半分ほどの時間を支えてくれています。(恐らく、ほとんどの人はそうだから)
そう考えるとめちゃくちゃ安くね? しかもこれだけあれば最低限の娯楽は消費できる。
ここまでやってようやく基礎です。では実際に防御力を高めていきましょう。
防御力を高めるためには
家庭内インターネット(Wi-Fi)のための通信費、そしてスマホ自体の端末費を考えることです。
こればかりは調べる気力がある人ほど得する情報が手に入るので、消費を抑えるためには調べるしかないです。何もしないままでは防御力が上がりません。
衣食住――ユニクロ上等、子供部屋おじさん上等!
衣
ダサいよりはかっこいい、かわいいに越したことはない。
ジョブススタイル(ずっと同じ服を着る)のも一つの答えでしょう。
人によっては「2年くらい新しく服を買っていない」なんて人もいます。それも結構だけど、せっかくだから人生楽しみませんか?
僕は最近ファッションブームが再熱して、日々「これオシャレか?」と自問自答していますが、趣味の一つに服が入ってくると、街に出かけるのが楽しくなります。服を着るのもそうですが、服屋でのウインドウショッピングが選択肢に入ってくるのです。
ここで僕がお勧めするのは、ユニクロ(GU)と古着屋。理由としては「店員が話しかけてこない」こと。ファッションを楽しみたいコミュ障にはありがたいことです。
そしてそのユニクロですが、あり得ないほど進化しています。確かZARAを抜いて時価総額世界一位になったんだっけ?
安価、丈夫、無難。そして知名度。
これがどういうことかと言うと、メルカリで回せてしまうんです。
新品で買う→メルカリで売る。メルカリで買う→メルカリで売る。
メルカリで一番売れているのがユニクロの服。まずはヨレヨレの服を捨てて、ユニクロ市場に参加してみてください。
そしてユニクロに慣れると「あいつユニクロ着てるよな」って、ユニバレという現象が起き、他のファッションも漁りたくなる。そこにも色々な市場があって面白い。
ZOZOタウンのセールを狙うのもあり。古着屋で買うのもあり。高級ブランドは趣味の域に達しますが、工夫次第で常に綺麗な最新トレンド服を安価で着ることができる。
食
これに関しては割と収入に見合った食生活が多いと思います。
もちろん毎日消費するものなので、めちゃくちゃ重要なんですが、消費以外の視点に目を置いてみて下さい。
ズバリ、浪費・幸福度・健康のバランスです。
浪費にマイナスのウエイト(節約)を置きすぎると幸福度と健康が疎かになる。
幸福度と健康を維持するためには、ある程度の浪費が必要。
幸福度を上げるために揚げ物やラーメン、ジャンクフードを食べ過ぎると浪費と健康に悪影響。
健康を意識しすぎると浪費が少しかさばり、幸福度が下がる(美味しくない)。
毎日1回以上は消費するものなので、面倒なところはありますが、無視できない分野です。
住
子供部屋おじさん上等。年収1000万円くらいもらえるなら、一人暮らしも考えてもいいけどね。
通勤通学時間が無駄なので、会社学校の近くに住む。これもアリです。
でも通勤通学時間って別に拘束時間じゃないんですよ。仕事をしなくていいし、何やってもいい時間。
寝足りなかったら電車で寝る、スマホで動画を見る、本を読む。
車ならラジオで朝の情報を得る、好きな音楽を聴きながらテンションを上げる。
電車やバス、車の中って集中しやすいんですよね。家の中だと他の誘惑が多くて、どうしてもダラダラ過ごしてしまう。
人生で食と同じくらいお金を使う大事な選択肢。それをどう捉えるか。
令和のマネープランと詐欺対策
多くは語りません。
実はここが防御力を高めるのに一番重要なところで、これも調べれば調べるほど防御力を上げれます。
副業禁止の会社に勤めていて、他の分野でなんとか副収入ってのはなかなか難しい。
でもこっちの分野の防御力を高めることは、調べれば誰でもできること。
詐欺広告に騙されるな!
簡単に儲けられる方法は絶対に他人に教えない!
簡単に儲ける方法は、簡単に儲けられる方法を欲しがる人間を騙すことである。
おまけ 車が負債になってしまった理由
本体台、駐車場、ガソリン、保険料……少なく見積もっても月1万円以上の消費。
「公共交通機関で十分」
まずここから前提を話しましょう。これはあくまで都会の人間に限った話で、田舎では相変わらず車は必需品です。しかしながら、金額の安い軽自動車にシフトしているのは事実です。
「給料が昔に比べて低いから」ごもっともな意見。
「ネット通販とかあるし、でかい買い物しなくてもいい」これも結構でかい気がします。
「車よりも面白い娯楽が増えて、外に出かける頻度が減った」正に文明が進歩した結果。スマホなんて月4000円で楽しめます。
あくまで個人的意見ですが、僕が思うのは「車が思ったより進化していない」ことだと思います。
廉価モデルの軽自動車が出て、燃費が良くなって安全性が良くなって……
いやいや、全然足りない。日本は世界に誇る自動車大国なのに、全然進化していないじゃないか。
相変わらず事故は起きているし、毎年GWやお盆の季節は長蛇の渋滞列形成。
えーっと、いつになったら5Gの自動運転とか渋滞回避は実現しますか?
実は負債というのは、リスク……つまり事故を起こす可能性があることを若者は危惧しています。
AIがそれらをクリアすれば、車を使わない理由がなくなります。恐らく最終的にはタクシーやサブスクのような使い方になりそうですが。