かばろぐ*

服が大好きな関西実家住みの素人童貞。もうアラサー。

テニプリの不二周助を語りたい

不二周助とは
みなさんご存じ、ジャンプの伝説的漫画『テニスの王子様』(現在も連載中)に登場する、主人公越前リョーマが所属する青春学園に登場する、3年生の選手である。

腐女子の義務教育と呼ばれる『テニプリ』であるが、当然メイン読者層である少年の人気も高い。
我々男子はキャラクターのイケメンさや性格ではなく、能力(技)で推しキャラを決めているため、そちらにフォーカスした形で、この『不二周助』を語っていきたい。

 

そもそもテニスの点の取り方は二種類ある。
①相手が打ち返せない球を打つこと(攻撃型)
②相手がミスをすること(防御型)

ではあるが、基本的に創作的映えを考えると①に偏る。
②に該当するのは、相手にバフをかける伊武や幸村、手塚ゾーンで相手の球をアウトにする手塚や、ネットの近くにブラックホールを発現させて、相手をネット状態にする徳川などがいるが、今回の趣旨と外れてしまうので省略。

では本題の不二周助であるが、彼のテニススタイルはカウンターテニス。
つまり相手の①に対して①を返すスタイルなのである。

新テニスの王子様』公式 on Twitter: "Genius 85 「その瞬間を見逃すな!!」 スマッシュを無効化する「羆落とし」。天才と謳われる不二がその実力を見せつけた。  #テニプリ名場面 https://t.co/n1hs4axHXY" / Twitter

彼の代表技である『羆落とし』(相手のスマッシュを背面で返す)に憧れたテニスプレーヤーは星の数いるだろう。

自分の決め球を返されて、さらにポイントを奪われるのだ。絶望感が半端ないだろう。

さらに青学No2という立ち位置も男心をくすぐる。
不二のプレイスタイルが青学No1の手塚と相性が悪いのも面白い。

手塚はパワータイプに弱いが、不二は強いと言う三竦みもある。

また、物語の主軸である団体戦の都合上、主人公に出番を設けるために青学が2敗する必要性が生まれる。
その中で負け役(と言っても手塚も負けたりしていたが)ポジションを担っていた(ただしハンデやトラブルなどの格を落とさない形が多い)のも面白い。