かばろぐ*

服が大好きな関西実家住みの素人童貞。もうアラサー。

2021年面白かった漫画

継続して読んでいる作品や、新しく読み始めた作品など。

(結局ミーハーなので有名どころばかりだが)

 

ブルーロック

ちょいサッカー熱が沸いてきて、一気読みをした作品。素晴らしかった。

バトルロワイアル好きなマガジンが、FWの高校生をブルーロックと言う監獄に集めて、最強のFW1人生み出すプロジェクト。

日本中から選りすぐりのストライカーが集い、しのぎを削りながらレベルアップしていく。

 

バトルロワイアルとはいいつつも、騙し合いがあったのは1回だけ。基本的にはライバルたちと切磋琢磨。

 

主人公は空間把握能力の高い中堅高校の高校生。珍しく主人公が好きになった作品。

主人公『潔(いさぎ)』は見た目の地味な感じとは裏腹に、デカい相手や格上の相手にもビビることなく、「どうすればこいつをぶったおせるか」と肉食的な性格をしていて、正にFWと言った感じ。

 

ちなみに推しキャラは千切君。あのお色気担当巨乳よりかわいいし、唯一無地の能力でインフレにしっかりついていけてる。

 

ワールドトリガー

血統主人公が大正義のジャンプで、まさかの無能主人公(強いて言うならコミュ力くらい?)が活躍もそこまでしない、とんでも作品。

現在一番面白い漫画。作者の体調のせいで刊行ペースが遅いが、体を大事にしながらゆっくり連載して欲しい。

 

内容については長くなるので省くが、現在は遠征メンバー選抜試験。これまでの個性的なキャラたちが密室であれやこれやと手探りしてる段階なのに、もう面白い。

 

Dr.STONE

少年ジャンプ連載陣では一番好きな作品。

謎の光で地球人全員が石化。その後数千年経って文明が滅びた後、石化していた主人公たちが復活して、現代知識を使って文明を再興する。

 

2021年はアメリカチームと戦っていたのだが、それが遂に完結。

ラストは身を削った勝利の末、今まで末端で頑張っていたキャラ『スイカ』が活躍する。今までの経緯を思い出しながら、少し涙が出た。

 

ジャイアントキリング

サッカー枠その2。

Jリーグの話で、数年J1の降格争いをしていたチームが新監督の下で優勝を目指す。

 

2大スポーツマンがである野球とサッカーで監督にスポットライトが当たることもしばしばだが、この作品は他にも経営陣やサポーターにもスポットライトが当たる。

 

その最たる例が最近の巻で、日本代表の戦犯となり落ち込んで不調になっていた椿大介を励ますサポーター。

監督や周りの人間もそうだが、最後はサポーターの椿大介コールで椿は調子を取り戻した。これまでの経緯も合わさって涙腺を破壊された。

 

巻数が多くて大変だが、椿の復活まで読み終えて「ここまで読んで良かったな」と思えた作品。

 

ヴィンランド・サガ

11世紀の北欧を牛耳っていたヴァイキングが安住の地を求め、新大陸(アイスランド)に到達する話。

 

色々と寄り道をしながら、ようやく出向の準備が整い、途中の島についた段階で現在の最新刊は終わっている。まだまだこれからの作品である。

 

とにかく大人向けな作品と言った印象。絵もきれいなので読み易い。

 

ゴールデンカムイ

継続して読んでいるが相変わらず面白い。

変態キャラクターがどんどん追加されつつ、しっかりと物語も終焉へ向かって行っている。

鶴見中尉がラスボス発言をした最新刊は素晴らしかった。ここでその台詞使うか~っ!

もうすぐ完結なので、寂しくなるなぁ。

 

BLUE GIANT

現在読んでるブルーピリオドも含め、ブルーの付く作品は名作だらけなのか?

宮城の高校生がジャズに目覚め、サックスで世界に名をとどろかせるまでの成長過程を描いた作品。

どう考えても新人であれば1~2巻で打ち切りされそうな内容なのに、元々実績のある作家がしっかりと書いて行ったら、みるみるうちに面白くなっていった作品。

 

よくBLUE GIANTは読むと音が聞こえると言われているが、正にそうで

擬音を一切使ってないのに「こいつはすごい」って分かるとんでもない漫画を描く人だと思う。

 

現在はヨーロッパ編を終えて、アメリカ編がスタート。これからも楽しみな作品である。

 

ち。

昔のヨーロッパでの地動説をめぐる話で、研究者はそれを証明しようとするが、異教徒として処刑されてしまう。

だがその研究結果は残り、次の主人公へと継承されていき、次々と研究結果は進化していき、やがて地動説確証(コペルニクス?)までたどり着くんじゃないかと思わせてくれる。

 

歴史や科学好きな僕にドンピシャな作品だった。これはハマる人にはハマる。

 

望郷太郎

出張先でコールドスリープから500年後に目覚めた主人公が、滅びた世界で日本に帰る話。

一応人類の子孫は生きてはいるものの、文明は石器時代並に退化。石器時代に送り込まれた現代人が知識だけでなんとか彼らと共存しながら旅をする。

 

設定としてはほぼドクターストーンではあるが、こちらは現地人(子孫)が厄介で、彼らの野蛮な価値観で「いつ殺されてもおかしくない」状況に、主人公は追い込まれる。

 

野蛮人の中にたった一人でいたらこうなるよね、という割とリアルな不条理が襲ってくる点が面白い。

 

あさひなぐ

名前くらいは聞いたこともある人も多い薙刀のスポ根漫画。

僕はあんまりハマらなくて途中で読むのをやめてしまったが、知り合いから「段々面白くなってくる」と聞いて再び読み直した。

 

ラストは絶対そうすべきだよな。勝ち負けとかはどうでもいい。ただあの二人の対決をラストに持ってくるべきだったから、それが実現した瞬間心の中でガッツポーズ。

 

申し訳程度の恋愛要素もあるけど、基本的にスポ根に恋愛とかお色気は求めていないので、これで良し!

 

土竜の唄

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実写映画も完結へと向かって何かと話題な長作。

初めのモグラをやっていたハラハラ感は素晴らしかった。だけど最近の謎の展開はなんだ?

まるでボーボボを読んでいるかのような感覚。俺たちは一体なにを見せられているんだ?

 

パピヨンと玲二が人間を辞め始めてからおかしくなった。

ちなみに現在は何故かラスボスと仲良くなって、変な洋館で監禁されてます。

 

テニスの王子様

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これほど面白い漫画を読んでない人は人生を損しているだろう。

 

旧テニも面白かったが、新テニはもっと凄い。

数々の名(迷)言、名シーンを生み出しながらのインフレは留まることを知らない、世界最高峰の超次元テニス漫画。

 

ちなみに新テニスの王子様の主人公は越前ではなく跡部です。

 

LIAR GAME

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今更かよ! って作品だが、今年に初めて読んだ。

そもそもワンナウツが好きで、作者が同じと知って読みたくなり、そこから一気読み。

この作者天才かよって思えた作品。

 

ギャンブルも素晴らしいが、ヒロインの神崎直が素晴らしい。作者こんなキャラも作れるんかよ

 

ラストのオチは確かにうーん、となったが、それ以外は良かったので高評価な作品。